【ストラーダポケット CN-MP500/700】デザイン一新、好評のナビ機能も着実に進化

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ストラーダポケットCN-MP500VD-K/CN-SP500VL-K
ストラーダポケットCN-MP500VD-K/CN-SP500VL-K 全 6 枚 拡大写真

7V型液晶採用モデルがついに登場

パナソニックのメモリー型ポータブルナビ『ストラーダポケット』が第3世代へと進化した。

前モデル「CN-MP250/180/150」シリーズでは開発を国内に切り替え、3Dジャイロを採用するなどナビ機能を大幅に強化して好評を博したが、新型のMP500/700シリーズではデザインを一新、さらに地図・検索データは8GBマイクロSDHCカードに全国1022都市の詳細地図を採用、2100万件の個人宅電話番号データも収録するなどナビゲーション機能を拡充した。

ラインナップは5V型サイズの「MP500」シリーズに加えて、今回新たに7V型サイズ液晶を採用した「MP700」シリーズが加わったことはニュースだ。それぞれのモデルにFM-VICS搭載/非搭載モデルがラインナップされる。また、「SP300」はFM-VICSやFMトランスミッターも省きナビ機能とワンセグだけに特化したシンプルバージョンだ。なおストラーダポケットには「CN-SP500VD」の型番を持つモデルもあるが、「MP」モデルはカー用品店ルート、「SP」モデルは家電量販店ルートでの販売となるだけで、機能的には両者に違いはない。

◆デザインを一新して高級車や輸入車とのマッチングに配慮

新ストラーダポケットでは、外観デザインを一新。フルラットタッチパネルディスプレイを採用し、質感の高さを追求した。段差のないフロントフェイスと、液晶を囲むシルバーのフレームは、カジュアルなデザインが多くを占めるPNDのなかでも精彩を放っている。高級車や輸入車などのインテリアにもなじむデザインと言えるだろう。

もちろん、従来モデルで好評を博した車載用吸盤スタンドも引き続き採用。吸着力に優れたゲル状の吸盤は、シボのあるダッシュボードでもしっかりと定着。シボの粗いダッシュボードには台盤も付属するので、場所を問わずに設置できる。

◆データベース強化で好評のナビ機能をブラッシュアップ

ナビ機能については、目的地付近で駐車場・コンビニ等を地図上に高速表示する「ランドマークセレクト」を新たに採用。コンビニやガソリンスタンド、郵便局などの主要施設をジャンルごと別にアイコンで地図表示される。また、「迂回ルート探索」機能の他、8GBマイクロ SDHCカードに全国1022都市の詳細地図を採用するなど、地図情報をさらに充実。また2100万件の個人宅電話番号データベースも収録した。

また、高速CPUや3Dハイブリッドセンサーの採用により、ルート検索のレスポンスや自車位置精度をさらに高めた。車載クレードルから外せば、徒歩ナビ機能の「おでかけウォーク」の利用も可能だ。

◆ワンセグ録画に対応

AV機能面ではMP3/WMAファイルの再生に対応し、ワンセグの録画機能が新たに追加されている。また、地図表示中にワンセグ画面を小窓で表示できる(PinP)も可能。SD/SDHCカードに記録しているMP3/WMAファイルの再生にも新たに対応、FMトランスミッター機能によってカーオーディオで音楽を聴くことも可能だ。

外観デザインに負けないユーザーインターフェイス周りの品位の高さもストラーダポケットの特徴だろう。黒を基調にしたアイコン類は、操作性に優れ、よく使う4つのメニューを優先的に表示できるカスタム表示機能も使い勝手の面では有効だ。

外観のリファインに留まらず、ナビ機能・AV機能面で着実な進化を遂げたストラーダポケット。7インチモデルもラインナップに加えて、ニーズに合わせた選択肢はさらに広がったといえるだろう。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る