【北京モーターショー10】フォードの小型エコカー、フィアット対抗か

自動車 ニューモデル モーターショー
フォード スタートコンセプト
フォード スタートコンセプト 全 13 枚 拡大写真

フォードモーターは23日、北京モーターショーにおいて、『スタートコンセプト』を公開した。新開発直噴1.0リットル直列3気筒「エコブースト」を搭載する未来のシティコミューターだ。

画像13枚:フォード スタートコンセプト

フォードによると現在、世界の大都市に全人口の50%以上が集中。2050年には、この割合は70%以上にまで跳ね上がるという。都市部で使いやすい、コンパクトで燃費性能に優れる次世代コンパクトを提案したのが、スタートコンセプトである。

ボディは3ドアハッチバックで、大胆な曲面や小さなウインドウグラフィックスが特徴。エアロダイナミクス性能にも配慮された。フロントグリルのデザインなどには、フォードのデザイン言語、「キネティック」を反映。ヘッドライトやテールランプには、LEDが使用されている。

アルミ構造の上に、アルミ&高張力スチール製のボディパネルを載せて、軽量化を追求。フォードによると、米カリフォルニア州アーバインのデザインスタジオに、全世界から選りすぐりのデザイナーが集まり、スタートコンセプトのフォルムは煮詰められたという。

インテリアは、6インチのモニターに各種情報機能を集約。フォードの最新車載テレマティクス、「マイフォード」も搭載されており、エアコンやオーディオなどの操作は、ボイスコントロールで行う。スマートフォンと接続させれば、さらに発展的な使い方が可能になる。

エンジンはフォード自慢の「エコブースト」。エコブーストとは、直噴ガソリン+ターボ技術によって、排気量を少なくしつつ、クラストップのパワーと燃費を両立させるユニット。現在、米国向けフォードとリンカーン主要車種に、3.5リットルV6が設定されている。

スタートコンセプトでは、エコブーストのダウンサイジングをさらに進め、直噴1.0リットル直列3気筒ターボを搭載。スペックは公表されていないが、フォードによると、1.4リットル直4ガソリン並みのパワーを発揮するという。トランスミッションは6速MT。もちろん、環境性能も高水準で、CO2排出量は100g/kmを標榜。このエンジンは、ほぼ量産レベルに到達しているとのことだ。

スタートコンセプトは、その内容から判断して、欧州フォードの入門車、次期『Ka』を示唆したものと受け取れる。フィアット『500』に対抗するモデルの提案といえそうだ。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『スカイライン』新型が12月公開へ! 開発期間を半減、“日産復活の象徴”はどうなる?
  2. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
  3. 【フェラーリ アマルフィ 新型試乗】瓜のつるに茄子はならぬ…優雅さと獰猛さを併せ持つ走りに触れた
  4. ベントレーのSUV『ベンテイガ』、日本13台限定「オルガン ストップ」発売…18Kゴールドプレーテッド装備
  5. 【BYD ラッコ 新型試乗】1週間、日常使いをしてわかった「2つのメリット」と「3つの課題」…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. タイ矢崎電線のアルミ新工場がタイに完成、生産量3倍に増強…送配電網・自動車向けに対応
  3. ボッシュ、大型商用車事業の売上倍増へ…IAA TRANSPORTATION 2026
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
ランキングをもっと見る