三菱自動車が26日に発表した2009年度の生産・販売・輸出実績によると、総生産台数は前年度比13.4%減の94万2696台と低迷し、100万台を割り込んだ。これで2年連続の前年割れ。
国内生産は同24.7%減の51万3585台と、2年連続マイナスとなった。輸出が大幅に落ち込んだため。
国内販売は同1.6%増の17万0692台と、4年ぶりにプラスとなった。『アウトランダー』、『コルト』、『デリカD:5』などの販売が健闘した。
輸出は同36.2%減の29万5345台と2年連続マイナスとなった。アジア向けは同22.4%増、北米向けが同8.0%増となったものの、欧州向けは同68.0%減と全体を押し下げた。
海外生産は同5.5%増の42万9111台と2年ぶりに前年を上回った。北米、欧州は落ち込んだがアジアが同18.9%増となった。