スバルが20日に発売した新型『プレオ』は、ダイハツ『ミラ』ベースのOEM供給車だが、『R1』『R2』の“ハッチバック系”カテゴリの穴を埋める新型になぜ「プレオ」という名前を与えたのか。
スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの大崎篤氏は、その3つの理由を話してくれた。
「まずひとつは、プレオの持つ広い空間やユーティリティの高さは、ベースのミラとも通じるところがある。全高が1550mm前後というところも近い」
「スバルの軽自動車ラインナップのなかでもブランドイメージを確立しているモデルのひとつであるし、ユーザに覚えてもらいやすい名前でもあること」
「最後は、バンのグレードがあることも共通している。商用展開してきた実績からもプレオという名前になじみやすいのではないか」
スバルの軽自動車ラインナップは、背の高い順に『ディアスワゴン』(全高1875mm)、『ルクラ』(1730mm)、『ステラ』(1645mm)、プレオ(1530mm)となり、この“軽新4兄弟”で拡販を狙っていくという。