日産と米GE、EV用スマート充電を共同研究へ

自動車 ビジネス 企業動向
リーフ(欧米仕様)
リーフ(欧米仕様) 全 5 枚 拡大写真

日産自動車と米GE社は26日、電気自動車(EV)の普及に向けて、スマート充電技術に関する共同研究を行う覚書を締結した。今後3年間にわたり、EVの蓄電機能を活かした充放電システム、大規模な電力供給網とEVとの連携などについて共同で研究をおこなう。

両社はスマート充電に不可欠な両社の専門技術を共有する。GEは、エネルギー分野で世界的リーダーで、送電網技術分野全般で事業展開している。いっぽう日産は、世界でゼロエミッション車のリーダーとなることを目指し、EV開発のほか、50以上の国や地域とEVインフラ普及に向けたアライアンスを締結している。EV『リーフ』は今年12月より日米欧で販売開始予定だ。

両社は、「EVの蓄電機能を活かした家庭及びビルにおける電力需給コントロール」と、「大規模な電力供給網を利用したEVへの充電」の2分野について共同研究を進めていく。

今回の共同プロジェクトは、GEの米ニューヨーク州ニスカユナにあるGEグローバル・リサーチと、日産の米ミシガン州ファーミントンヒルズにある日産テクニカルセンター・ノースアメリカを中心に進める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. インフィニティの最上位SUV『QX80』に初の「スポーツ」グレード登場
  5. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る