【ジャガー XJ 試乗】伝統と革新の融合…松下宏

試乗記 輸入車
XJ
XJ 全 6 枚 拡大写真

新しいジャガー『XJ』は見るからに大きく立派になった。全長が5mを超え、全幅は1900mmに達するのだから、もう十分すぎる大きさである。そのサイズのボディが、革新的なデザインをまとって登場した。

【画像全6枚】

旧型XJがアルミボディなどクルマ作りの面で革新を果たしながらも、デザイン的には従来からの流れの中にあったのに対し、今回はデザインを大きく変えてきた。ジャガーデザインの新しい流れを示すもので、保守的なジャガーユーザーの中には賛同しない人がいるかも知れないが、見るからにカッコ良いと思えるデザインである。

デザインとともに走りも大きく変わった。今回は自然吸気エンジンを搭載したモデルに試乗したが、標準仕様の足回りでも十分にスポーティな乗り味を感じさせるのだ。

ジャガーとしてはちょっと硬めに過ぎるというくらいのスポーティさであり、ダイナミックモードを選んで走れば、さらに硬めで安定感の高い走りが得られる。新型XJの足回りもまた、ジャガーの新しい提案といえる。

本革シートや木目パネルなど、自然素材をふんだんに使ったラグジュアリーなインテリアは正にジャガーの伝統を継承するもの。液晶パネルなど最新の仕様と伝統的な仕様がみごとに融合している。

5リットルエンジンを搭載しながら、1000万円ほどの価格が設定されるのは、同クラスのライバル車に対して十分な競争力がある。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

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