ホンダ近藤副社長「国内はかなり強気の計画」

自動車 ビジネス 企業動向
28日決算発表会見での近藤広一副社長
28日決算発表会見での近藤広一副社長 全 3 枚 拡大写真

ホンダの近藤広一副社長は28日の決算発表の席上、今期(2011年3月期)の4輪車国内販売について、「自工会の需要見通しに比べ、当社の計画はかなり強気」と述べた。

同社の計画によると、小売ベースでは1%減の65万台程度としている。国内需要は9月末でエコカー補助金が廃止されるため、下期の冷え込みが必至となっている。

ただ、近藤副社長は「10月になって段差が出るとは思っていない。各社のインセンティブなどもあり徐々にフェーズアウトするのではないか」と展望している。このため、同社の卸売りベースでは上期、下期ともほぼ同じ台数を計画しているという。

もっとも、「来年の初めあたりからは、フェーズアウト後の影響が出るだろう」とし、国内新車市場への影響は避けられないと見ている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  5. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る