アイシン精機3月期決算…原価低減などの効果で黒字転換

自動車 ビジネス 企業動向

アイシン精機の2010年3月期の連結決算は、最終利益が166億円の黒字に転換した。前年同期は251億円の赤字だった。

売上高は前年同期比7.2%減の2兆0544億円と減収となった。自動車部品事業では、ハイブリッドトランスミッションやエンジン冷却用電動ポンプなど、環境性能の向上に貢献する商品の開発・拡販に取り組んだものの、多くの主要市場での自動車販売が伸び悩んだ影響を受けた。

収益では、原価低減活動や構造改革の効果で営業利益は875億円、経常利益は949億円と黒字転換した。

今期の業績見通しは、同2.2%増の2兆1000億円、営業利益は同25.6%増の1100億円、経常利益が同18.0%増の1120億円、最終利益が同201.1%増の500億円となる見込み。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る