フォード・ジャパン社長兼CEO、交代…アジア太平洋アフリカで人事異動

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ティム・タッカー
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フォード・モーター・カンパニーは6月1日付でフォード・ジャパン・リミテッド代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)にティム・タッカーが就任することを決定した。

現フォード・ジャパン代表取締役社長兼CEOのランディ・クリーガーは同日付で、フォード・フィリピンの社長に就任する。

クリーガーは2006年1月、フォード・ジャパンの社長に就任、アメリカンライフスタイルを強く感じさせる商品やサービスを通してブランドを強化していくという戦略を展開、商品体系および組織の再編に尽力した。

タッカーは現在、成長著しいインド市場でフォード・インディアのセールス担当副社長を08年9月以来務めている。フォードには約25年在籍し、北米、欧州、中東そしてアジアの様々な地域でセールス&マーケティングの重要なポジションを担当してきた。

今回の社長交代はフォードのアジア・パシフィック・アンド・アフリカ地域全体で行われるキー・ポジションの人事異動の一環であり、中国やインドでも同時に人事異動が発令されている。

フォード・アジア・パシフィック・アンド・アフリカ地域担当社長のジョー・ヒンリックスは「今回の人事は、フォードのアジア・パシフィック・アンド・アフリカ地域全体が飛躍していく上で、各市場でのフォードのポジションを強固にするため」と語った。

ティム・タッカー(TimothyTucker)---1956年8月4日生まれ。米国ネブラスカ州出身。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒業、経済専攻学士を取得。85年にフォードに入社、97年に英国に異動するまで北米でパーツ&サービス部門の様々な管理職を務める。2000年にはランドローバーとジャガーブランドの海外事業マーケティングセールス&サービス部門のディレクターに就任。その後ベトナム、マレーシアでフォードビジネスのリーダーとして活躍。08年よりセールス担当副社長としてフォード・インディアに在籍している。

《高木啓》

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