カナダのオイルサンド拡張開発計画を政府に申請 石油資源開発子会社

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石油資源開発の連結子会社のジャパン・カナダ・オイル・サンズ(JACOS)は、ハンギングストン鉱区の未開発地域の拡張開発事業を推進するため、アルバータ州政府エネルギー資源保護委員会と環境省にビチューメン生産量を既存操業に加え最大で日量3万5000バレルまで追加する内容の開発許可を申請した。

JACOSは現在、同鉱区の3.75セクション地域で日量約7000バレルのオイルサンド層から超重質油を生産している。同鉱区の開発を拡張するための環境影響調査が完了したため、政府に申請したもの。

JACOSは、拡張開発エリアのオペレーターで75%の権益を保有する。現在の計画では、拡張開発エリアからのビチューメン生産量は、日量平均2万5000~3万バレルを見込んでいる。今後、基本設計に着手し、設備の規模と構成の最適化を図る。

開発許可の取得には、通常約1年半程度かかる。JACOSは来年秋頃、開発許可を取得して最終投資を決定、2011 - 12年冬季から建設工事に着手し、2014年末までに生産を開始する。

《レスポンス編集部》

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