BMW、M3でDTM参戦…16年ぶりの復帰

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M3 GT2仕様(参考)
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BMWは29日、2012年シーズンから「ドイツ・ツーリングカー・マスターズ」(DTM)に、『M3セダン』で参戦すると発表した。

旧DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)は、1984年にスタート。メルセデスベンツ、BMW、アウディ、オペル、アルファロメオがワークス参戦し、盛り上がりを見せた。しかし1996年、コスト高騰による自動車メーカーの撤退を受けて、旧DTMは終了した。

2000年、ドイツ・ツーリングカー・マスターズに名称を改め、DTMは再スタート。エンジンは4.0リットルV型8気筒、駆動方式はFR、電子装置は禁止と、コストを抑制する新レギュレーションが導入された。現在、メルセデスベンツ『Cクラス』とアウディ『A4』の2車種が、ワークス体制でエントリー中だ。

2012年から、BMWが新DTMにワークス参戦。マシンは、M3セダンがベースだ。M3セダンは4.0リットルV型8気筒エンジンを搭載しており、DTMのレギュレーションにピタリと合致する。

BMWは1996年、DTMから撤退。BMWモータースポーツのMario Theissenディレクターは、「DTMへの復帰は、とてもエキサイティングな出来事。2012年の参戦に向けて、総力を挙げてマシンの開発を進める」と、16年ぶりのDTM復帰に意欲を燃やしている。


《森脇稔》

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