BMW、M3でDTM参戦…16年ぶりの復帰
モータースポーツ/エンタメ
モータースポーツ

旧DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)は、1984年にスタート。メルセデスベンツ、BMW、アウディ、オペル、アルファロメオがワークス参戦し、盛り上がりを見せた。しかし1996年、コスト高騰による自動車メーカーの撤退を受けて、旧DTMは終了した。
2000年、ドイツ・ツーリングカー・マスターズに名称を改め、DTMは再スタート。エンジンは4.0リットルV型8気筒、駆動方式はFR、電子装置は禁止と、コストを抑制する新レギュレーションが導入された。現在、メルセデスベンツ『Cクラス』とアウディ『A4』の2車種が、ワークス体制でエントリー中だ。
2012年から、BMWが新DTMにワークス参戦。マシンは、M3セダンがベースだ。M3セダンは4.0リットルV型8気筒エンジンを搭載しており、DTMのレギュレーションにピタリと合致する。
BMWは1996年、DTMから撤退。BMWモータースポーツのMario Theissenディレクターは、「DTMへの復帰は、とてもエキサイティングな出来事。2012年の参戦に向けて、総力を挙げてマシンの開発を進める」と、16年ぶりのDTM復帰に意欲を燃やしている。
《森脇稔》