VW ゴルフEV のプロトタイプ披露

エコカー EV
ゴルフ ブルーeモーション
ゴルフ ブルーeモーション 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは3日、ドイツで『ゴルフ』のEVバージョン、「ブルーeモーション」を公開した。2013年市販予定のゴルフEVのプロトタイプだ。

5ドアハッチバックボディのゴルフをベースに、ボンネットにはモーターやインバーターなどを搭載。モーターは、トランスミッションやディファレンシャルと一体設計され、コンパクトに仕上げられる。

モーターのスペックは、最大出力115ps、最大トルク27.5kgm。2次電池は、蓄電容量26.5kWhのリチウムイオンバッテリーで、トランク下と後席下、センタートンネル部分にレイアウトされた。

動力性能は、0-100km/h加速11.8秒、最高速140km/h。最大航続距離は150kmで、フォルクスワーゲンによると、ドイツ一般ユーザーの一日平均走行距離をカバーするという。

また、室内空間やトランク容量などは、通常のゴルフと同じ実用性を確保。軽量コンパクトなモーターモジュールの効果で、車両重量はベース車両プラス205kgの1545kgにまとめられた。

フォルクスワーゲンは2011年、このブルーeモーションを500台生産し、ドイツで行われる実証実験で使用。その成果を生かして、2013年に市販モデルを発売する計画だ。ドイツ政府は2020年までに100万台のEVを普及させるプランを掲げており、フォルクスワーゲンなどの自動車メーカーを支援している。

《森脇稔》

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