日産米国新車販売、35.1%増と好調…4月実績

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4月1日の販売開始から3週間で目標台数の半分以上の予約を受けたリーフ
4月1日の販売開始から3週間で目標台数の半分以上の予約を受けたリーフ 全 10 枚 拡大写真

北米日産は3日、4月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は6万3769台で、前年同月比は35.1%増。7か月連続で前年実績を上回った。

日産ブランドの乗用車系では、2009年10月にマイナーチェンジを受けた『アルティマ』が1万4762台を販売。前年同月比は22.9%増と6か月連続で増加した。『セントラ』は38.3%増の6587台と、7か月連続のプラス。『マキシマ』も25.4%増の4892台と、8か月連続で増加した。『ヴァーサ』(日本名:『ティーダ』/『ティーダラティオ』)は43.9%増の6599台を販売し、6か月連続で前年実績を上回った。

09年5月、米国デビューを飾った『キューブ』は、2146台と着実な販売実績。一方、スポーツカーでは、09年1月に新型に移行した『370Z』(日本名:『フェアレディZ』)が、前年同月比39%減の952台と、4か月連続で減少。『GT-R』も38%減の106台と、9か月連続のマイナスだ。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型ピックアップトラックの『フロンティア』が、前年同月比60.2%増の3192台と、8か月連続で増加。大型ピックアップトラックの『タイタン』は36.3%増の1784台、大型SUVの『アルマーダ』も87.5%増の1618台と、7か月連続で前年実績をクリアした。小型SUVの『ローグ』は6581台を販売し、前年同月比は38.3%増と3か月連続のプラスとなった。

インフィニティブランドでは、今年3月に新型をリリースした『M』(日本名:日産『フーガ』)が、前年同月比174.8%増の1212台と順調な立ち上がり。09年12月にマイナーチェンジ車を発売した『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)も54.4%増の3001台と、4か月連続で増加した。『Gクーペ』(日本名:日産『スカイラインクーペ』)も、44.9%増の1262台と8か月連続のプラス。モデル末期の大型SUV『QX56』は、44.5%増の562台をセールスし、8か月連続で前年実績をクリアしている。

4月販売の内訳は、日産ブランドが前年同月比33.8%増の5万6558台、インフィニティブランドが46.2%増の7211台と、両ブランドともに大幅増。北米日産のブライアン・キャロライン上級副社長は、「販売店に客足が戻ってきた。日産車の高品質で安全、高いパフォーマンスが支持されている」と、語っている。

《森脇稔》

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