GM米国新車販売、新型好調で4か月連続増…4月実績

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シルバラードは2万9618台を販売。米国では未だ大型ピックアップが人気だ
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GMは3日、4月の米国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は18万3997台で、前年同月比は6.4%増。4か月連続で前年実績を上回った。

「シボレー」「キャデラック」「GMC」「ビュイック」の主力4ブランドの中では、シボレーが13万5369台を販売し、前年同月比は17.4%増。GMCは18.4%増の2万4224台、ビュイックは36.4%増の1万2181台、キャデラックは35.7%増の1万1317台と、いずれも好調さを持続させている。

シボレーブランドの乗用車系では、『マリブ』が前年同月比12.8%増の1万6536台と牽引。『コバルト』は28.9%増の1万3701台、新型『カマロ』も9150台と好調だ。

シボレーブランドのライトトラック系(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)では、主力の大型ピックアップトラック、『シルバラード』が前年同月比12%増の2万9618台をセールス。クロスオーバー系も人気で、『エクイノックス』が190.4%増の1万1987台を販売している。

GMCブランドも、クロスオーバーが人気。『アカディア』が前年同月比2.4%増の4877台、新型『テレーン』が4404台を登録。キャデラックブランドでは『SRX』が587.3%増の3904台、ビュイックブランドでは『エンクレイブ』が23.3%増の4599台と、中型サイズのクロスオーバーがいずれも人気だ。またビュイックは、セダンの『ラクロス』が、272.7%増の5236台と好調に推移している。

GMのスティーブ・カーライル副社長は、「4月の好調な販売は、新型車が顧客のニーズに合った結果。新型車以外でも、大型トラックや中型クロスオーバーの売れ行きもいい」とコメントしている。

《森脇稔》

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