アストンマーチン ラピード、第1号車がラインオフ

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ラピード
ラピード 全 4 枚 拡大写真

アストンマーチンは7日、新型4ドアスポーツカー、『ラピード』の量産第1号車が、オーストリアのAMRP(アストン・マーチン・ラピード・プラント)でラインオフしたと発表した。

ラピードは、エンジンをアストンマーチンの英国工場で、1基1基ハンドメイド生産し、車両の最終組み立ては、マグナシュタイア社とのオーストリア合弁工場、AMRPで実施。同工場では、アルミボディに6段階の塗装工程を組み、9層ものコートで仕上げる。

価格は、英国が13万9950ポンド(約1898万円)、米国が19万9950ドル(約1835万円)から。アストンマーチンは世界34か国、125ディーラーで、ラピードの販売開始を宣言している。

ラピードは、09年9月のフランクフルトモーターショーでデビュー。アストンマーチンにとって久々の4ドアモデルで、世界で最もエレガントで機能的、ラグジュアリーな4ドアスポーツカーをテーマに開発された。

外観は、『DBS』や『V8ヴァンテージ』などと同様に、ひと目でアストンマーチンとわかるアイデンティティを保ちつつ、クーペのように流麗なフォルムを持つ4ドアボディを構築。ボディサイズは全長5019×全幅2140×全高1360mmで、ポルシェ『パナメーラ』(全長4970×全幅1930×全高1417mm)と比較すると、ラピードは49mm長く、210mmワイド、57mm背が低い。

エンジンは『DB9』と基本的に共通の5935ccのV型12気筒ガソリンで、フロントミッドシップにレイアウト。最大出力477ps/6000rpm、最大トルク61.2kgm/5000rpmを引き出す。トランスミッションは「タッチトロニック2」と呼ばれるパドルシフト付きの6速AT。0‐100km/h加速は5.3秒、最高速は303km/hと、4ドアスポーツ屈指のパフォーマンスを誇る。

独立4シーターのキャビンは、レザーやウッドなど最上の素材を厳選し、非常にラグジュアリーな世界を表現。バング&オルフセン製オーディオや後席用のツインDVDスクリーンなどを装備し、快適な移動空間を追求した。

《森脇稔》

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