トヨタ紡織、開発機能を集約 猿投開発センター2号館が竣工

自動車 ビジネス 企業動向
猿投開発センター2号館
猿投開発センター2号館 全 2 枚 拡大写真

トヨタ紡織は10日、猿投工場(愛知県豊田市)に「猿投開発センター2号館」が完成、竣工式を実施したと発表した。

同センターの開設でこれまで各拠点に分散していたシート、ドアトリム、天井・フロアカーペットなどの開発・生技生産の管理機能を猿投工場に集約する。企画から生産までの内装部品開発で、各機能との連携を強化し、車室空間をトータルに提案する自動車内装システムサプライヤーとして企画提案力の強化と品質向上を図る。

同センター2号館は、地上7階・地下1階建てで、部署間のコミュニケーションを活性化するため、1フロア3600平方mの広大なスペースに、間仕切りのない開放的なオフィスレイアウトとした。フロア中央にコミュニケーションゾーンを配置するほか、各開発フロアに車両を持ち込むことのできる大型エレベーターを導入した。

屋上には太陽光発電パネルを設置し、屋上緑化、自然換気と連動させた効率的な空調システムを導入して環境にも配慮した。

投資額は約90億円で、約2200人を収容できる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
  5. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る