日産車体3月期決算…売上台数10%減ながら営業増益

自動車 ビジネス 企業動向
セレナの販売が好調なため、乗用車受注は前年同期比9.6%増となった
セレナの販売が好調なため、乗用車受注は前年同期比9.6%増となった 全 1 枚 拡大写真

日産車体が12日に発表した2010年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比25.9%増の262億5800万円と大幅増益となった。

乗用車の受注は『セレナ』などの増加で同9.6%増の13万6093台となったが、商用車がピックアップの減少などで同27.5%減の8万9527台と大幅に落ち込んだ。小型バスも同32.9%減と不振だった。これらの結果、総売上台数は同10.8%減の23万9819台となった。このため、売上高は同8.8%減の4244億7700万円と減収となった。

損益では売上げ減となったが、原価低減や生産性向上の効果で経常利益は同19.4%増の237億700万円となった。最終利益は、1月に稼働した日産車体九州への転籍による退職特別加算金や工場再編による固定資産の減損損失から同18.3%減の83億9100万円だった。

今期の業績見通しは売上高が同12.8%増の4790億円、営業利益が同34.5%減の172億円、経常利益が同30.4%減の165億円、最終利益が同35.6%減の54億円と増収減益となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る