ポルシェ 911GT3 R、ニュル24時間に33台エントリー

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911 GT3R
911 GT3R 全 5 枚 拡大写真

ポルシェは13日、15‐16日にドイツで行われる「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に、合計33台の『911』が出走すると発表した。

画像5枚:33台体制で臨むポルシェ

メインマシンは、2010年1月に発表された「911GT3 R」。FIA(国際自動車連盟)のGT3レギュレーションを満たし、2010年の各種モータースポーツへの参戦を可能にするレース専用車だ。エンジンは、排気量を200cc引き上げた4.0リットル水平対向6気筒で、最大出力は480psを発生。トランスミッションは6速シーケンシャルのドグミッションで、車両重量は1200kgに抑えられる。

角度調整式大型リアウイングやディフューザーが、外観の特徴。前後フェンダーは大きくフレアし、トレッド拡大によってワイド化されたタイヤを収める。サスペンションは、前後ともザックス製の車高調整式。リアサスはサブフレームに固定され、剛性を高めた。ABS、トラクションコントロール、スロットルブリップ機能の設定も見直し、扱いやすさが増している。

さらにポルシェは、この911GT3 Rをベースにした「911GT3Rハイブリッド」も投入。リアに置かれる4.0リットル水平対向6気筒エンジン(480ps)はそのままに、フロントアクスルに2個のモーターを追加した。それぞれが81.5ps、合計163psのエクストラパワーを生み出し、エンジンが後輪、モーターが前輪を駆動する4WDとなる。

市販のハイブリッド車と異なるのは、バッテリー(2次電池)を搭載しない点だ。2次電池の代わりに、電気式の「フライホイールジェネレーター」を助手席部分にレイアウト。これは減速時にモーターが回生ブレーキの役目を果たし、フライホイールジェネレーターを最大4万rpmまで回して、電力を蓄えるシステムだ。この電力は、ステアリングホイールのスイッチ操作によって、約6 - 8秒間引き出すことが可能で、追い越し等の加速が必要な時、モーターがエンジンパワーをアシストする役割を担う。

2009年のニュルブルクリンク24時間耐久では、「マンタイポルシェ」が、史上初の4連覇を達成。ニューマシンを得た今年、狙うはもちろん5連覇だ。

《森脇稔》

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