【ニュル24時間】アウディ勢が初のポールポジション

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
アウディ
アウディ 全 4 枚 拡大写真
ドイツで開幕した「第38回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」。13‐14日に行われた予選において、アウディが初のポールポジションを獲得した。

アウディは今年の同レースに、7台の「R8LMS」をエントリー。R8LMSはFIA(国際自動車連盟)が認定するGT3カテゴリーに参戦するために開発されたレーシングカーだ。

エンジンは直噴V型10気筒ガソリンの「FSI」で、最大出力は500ps超。FIAの規定により、フルタイム4WDの「クワトロ」は後輪駆動に変更された。

13日の予選は、大雨という悪コンディション。14日の予選スタート時も同様で、ニュルブルクリンクのコースは暗く滑りやすい状況だった。そんな中、「ABTスポーツライン」チームのR8LMS(100号車)が、2006 - 07年のルマン勝者、マルコ・ベルナー選手の果敢なアタックにより、8分24秒753のベストタイムをマーク。見事にポールポジションを獲得した。以下、4位まで、R8LMSが独占するという快挙となった。

アウディが同レース予選でポールポジションを獲得したのは初。アウディモータースポーツのWolfgang Ullrich代表は、「R8LMSは1 - 4位からスタート。我々の顧客にとって最高のPRの場となるだろう」と述べている。

第38回ニュルブルクリンク24時間レースの決勝は、現地時間15日15時(日本時間22時)にスタート。フォーメーションラップはアウディ『R8』の最強モデル、「R8GT」が先導する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る