GMとGoogle、車載テレマティクス分野で提携

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
共同開発のボルト用サービス
共同開発のボルト用サービス 全 5 枚 拡大写真

GMは18日、グーグルと車載テレマティクス分野で提携すると発表した。2010年末に発売するプラグインハイブリッド車、シボレー『ボルト』用のサービスを共同開発する。

新サービスは、GMの「オンスター」を通じて提供。オンスターは1995年、米国で導入されたカーテレマティクスサービスの草分け的存在。衛星を利用した自車位置特定技術により、事故やトラブル発生時、警察や消防などへの連絡を自動的に行ってくれるのが特徴だ。すでに米国では、560万人以上がオンスターに加入している。

またGMは、2009年12月から中国市場へオンスターを導入。緊急通報、遠隔操作によるドアロック解除、盗難車追跡など、14のサービスメニューを展開中だ。

今回GMは、このオンスターのネットワークを応用。グーグルのスマートフォン用プラットフォーム、「アンドロイド」を使い、新型ボルトの顧客向けに便利なサービスを提供する。

例えば、ボルトユーザーのスマートフォンに、ボルトのバッテリーの充電状況などを知らせるほか、「グーグルマップ」と連携したナビゲーションシステム、スマートフォンを通じたエアコンの遠隔操作など、さまざまな使い方が可能になる。

自動車メーカーでは、フォード、フィアット、ヒュンダイ、キアがマイクロソフト社と提携し、カーテレマティクスサービスを提供中。GMはグーグルとの提携で、テレマティクス分野の強化を図る。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る