コスモ石油、フレアーガス削減技術が石油学会国際技術交流賞を受賞

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コスモ石油は19日、産油国からフレアーガス削減技術が評価され、石油学会国際技術交流賞を受賞したと発表した。

同社は国際石油交流センター(JCCP)の産油国基盤整備補助事業の一環として、2008年10月にアブダビ石油精製(TAKREER)の製油所にフレアーガス回収設備の技術を導入した。

この技術により年間約7000tの二酸化炭素排出量が削減される見通し。この技術は、新設設備と既設設備の干渉を打ち消すため、運転制御を解析し、計装システムを改良することで安定化を実現した。

また、導入設備の機器数を少なくしたことで、設備の維持管理が容易になったことで、長期にわたって信頼性が確保できる設備となり、今後の普及性も期待できる技術となった。このフレアーガスを削減する技術が産油国の環境対策に貢献したとして今回、石油学会国際技術交流賞を受賞した。

《レスポンス編集部》

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