泥酔タクシー客重傷、後続車とトラブル

自動車 社会 社会

16日午後10時30分ごろ、東京都新宿区内の区道で、中国籍を持つ36歳の男性がクルマにひきずられて重傷を負う事故が起きた。運転者との間でクラクションを巡る交通トラブルになっていたとみられる。警察は63歳の男を逮捕している。

警視庁・新宿署によると、事故が起きたのは16日の午後10時30分ごろ。新宿区大久保1丁目(N35.41.51.7/E139.42.37.7)付近の区道で、客を降車させるために車道に止まっていたタクシーに対し、後続のクルマを運転していた男がクラクションを鳴らしたところ、このタクシーに客として乗っていた中国籍を持つ36歳の男性が逆上。後続車を運転していた男と口論になった。

男性は男の着衣をつかむような状態となったが、男はそのままクルマを低速で進行させ、これを振り解こうとした。しかし、男性は約50mを過ぎたところで転倒。後輪で頭を踏まれた。男性は近くの病院に収容されたが、頭部骨折などの重傷を負った。

警察はクルマを運転していた男を傷害容疑で逮捕しているが、調べに対しては「あまりの剣幕に怖くなり、その場から逃れようとした」と主張。「故意に受傷させたわけではない」としている。被害を受けた男性は泥酔状態で、タクシーから降車するのに手間取り、小規模な渋滞が発生していた。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る