クラリオン『スムーナビ NX710』には、Googleマップと連携した目的地検索機能が新たに採用されている。Bluetooth対応の携帯電話を接続しておけばナビ画面から直接に。パソコンで検索した結果もSDカードを使って転送することができる。
NX710は単体でも必要十分な目的地データを有しているが、最新のスポットにはどうしても弱い。それを補完するのがGoogleマップとの連携機能だ。
Bluetooth対応の携帯電話を接続しておけば、ナビ本体のデータベースを使うのと同様に、キーワードを入力するだけでGoogleマップから情報を引っ張れる。検索対象とする地域を絞り込むことができるので、膨大な結果に悩まされることもない。
課題は通信料だ。自動車メーカー純正ナビのように、キャリアのパケット料金割引サービスは使えない。パソコンなどと同様に外部機器との接続扱いになるため、パケット料金はそのまま掛かってしまうのが難点だ。
「携帯電話を使い、Googleマップでリスト表示をさせると約20円、施設の詳細データを表示させると約15円のパケット料が掛かる(説明員)」、「実質的にはSDカードを使って検索データをナビに持ち込むといった使い方の方がメインになると思われる(同)」という。