【人とくるまのテクノロジー10】発電と過給、スターターの画期的関係

自動車 ビジネス 企業動向
CPT
CPT 全 3 枚 拡大写真

人とくるまのテクノロジー展で、イギリスの自動車産業は今年も英国パビリオンとして、合同で大きなブースを展開した。ロータスなど大御所が目立つ一方で、ベンチャーらしい先進的で斬新なテクノロジーもあって面白い。

【画像全3枚】

昨年も展示した電動過給機「VTES」を開発しているCPT社は、さらに発展させた補機類を持ち込んだ。

電動の遠心式スーパーチャージャーVTESは若干形状が変更され、全体をクーリングジャケットで覆ってエンジンに搭載されるユニットとして完成度を高めている。

さらに今年は排ガスで発電機を回すガスエネルギー回収装置「TIGERS」と、発電機とスターターモーターを一体化した始動発電機スピードスタートを展示した。これらの3つを組み合わせることにより、排ガスで発電、モーターで過給、エンジン始動と発電、回生エネルギー(発電)のマイルドハイブリッドが構築できるのだ。しかも、どれか1つだけを搭載することも可能という点もユニーク。

VTESの消費電力の多さや、ガスエネルギー回収装置は発電効率を高めれば排気効率が落ちること、また始動発電機はアイドリングストップなど頻繁の使用をリブベルトでカバー出来るかなど、まだまだ解決しなければならない課題は多そう。CPT社は、従来のガソリンエンジンに組み合わせることでCO2排出量を抑える技術として、パートナーとなる自動車メーカーを募集しているそうだ。

《高根英幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 雨の日の視界確保に3つのアプローチ。フロントウィンドウ・コーティング剤[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. 人気の「フロントサンシェード」が再入荷、『アルファード/ヴェルファイア』40系・『N-BOX』に対応
  4. 日産『ムラーノ』レビュー、CVT廃止と快適性に高評価…海外報道
  5. プジョー、シトロエン、フィアットで計1001台をリコール…火災に至るおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. LFPは規制面でも優位へ。2036年に向けた日本勢の針路…KPMGコンサルティング 轟木光氏[インタビュー]
  2. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  3. ボッシュ日本、2025年度の売上高4600億円で4年連続最高記録を更新…ADAS・SDV強化が成長を牽引
  4. 次世代圧電材料向け、「多能性中間膜」の量産化をJSTが支援…Gaianixxが開発
  5. 「容赦なきエルグランド包囲網」トヨタの高級ミニバン『アルファード』改良発表にSNS注目! 価格も争点に
ランキングをもっと見る