[G's]ヴォクシー/ノアにGAZOO Racingがチューニング

自動車 ニューモデル 新型車
ノアG's Version EDGE。フロントグリルにトヨタマークがない
ノアG's Version EDGE。フロントグリルにトヨタマークがない 全 12 枚 拡大写真

トヨタのミニバン『ヴォクシー』『ノア』にGAZOO Racingがチューニングしたスポーツモデルが設定され、前後して発表されたマイナーチェンジ車種と合同の試乗説明会が開催された。

「G SPORTS」通称G's(ジーズ)と名付けられたこのモデルは、バンパーなどがない状態でラインオフされ、トヨタの架装車専用の工場に送られてから最終製品となる。

主な架装ポイントと特別装備の内容は、まず、LEDイルミネーションビームが配置されたバンパー。このバンパーには、トヨタのロゴマークがなく、その代わり、リヤエンブレム、サイドステップなどにG'sのロゴを配し、精悍さと特別仕様であることを強調している。このロゴは、18インチの専用アルミホイールにもあしらわれている。

スポーツモデルということで、サスペンションもG's用に専用設計されたローダウンキットが組み込まれる。これにより車高は30mmダウンするという。ブレーキも専用のスポーツパッドに交換され、マフラーはデュアル化されている。リアバンパーの下側はディフューザー形状になっている。

細かいところでは、アクセルとブレーキペダルがアルミ製のスポーツタイプになっているのも特徴だ。

ファミリー向けのミニバンにスポーツモデルを投入した背景やG'sのコンセプトについて、このモデルの企画、開発の責任者であるトヨタ自動車 スポーツ車両統括部 グループ長 弦本祐一氏は、「現在ミニバンを愛用しているユーザーに、結婚や子供ができたことを機に、セダンやスポーツクーペなどから乗り換えている人がかなりいます。そんな人にも走りの楽しさやカスタマイズした車を楽しんでもらおうとこの車を設計しました」と説明してくれた。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る