【VW ポロ 1.2TSI 発表】納車は2か月待ち 国産ハイブリッド対抗

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ポロ 1.2リットル TSI ハイライン
ポロ 1.2リットル TSI ハイライン 全 6 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、24日に発表した『ポロ1.2TSI』の受注が、6月4日の発売を前に既に2000台を越えていることを明らかにした。これから新規購入する場合、納期は早くても8月になるという。

昨年10月末より販売してきた1.4リットルモデルは、4月までの半年で約6000台を販売。今回発表された1.2リットルTSIはこれを大きく上回る勢いだ。同社によると、発売に合わせドイツ本国より取り寄せた2000台は既に予約で完売。以後も順次本国より取り寄せ、充分な数を確保していくという。

ポロの商品企画を担当する永瀬萌生さんは「新型ポロはシャープなデザインとなったことで、従来のメインユーザーである女性だけでなく、新たに多くの男性ユーザーを獲得することができました」と好調の要因を説明する。

また、独VWは、販売戦略の上で日本のエコカー減税・補助金制度を重要視しており、これに適合させるため今回の1.2TSIには日本仕様独自のエンジン制御を組み合わせ、10・15モード燃費20km/リットルを実現した。これにより「ハイライン」グレードでは最大37万8600円の優遇措置を受けることができることも販売拡大につながっているとみられる。

高い燃費性能、200万円強(1.2TSIコンフォートラインは213万円、ハイラインは242万円)という価格設定もあって、「国産車からの乗り換えが39%と多く、また『プリウス』や『インサイト』といったハイブリッド車と比較して購入されるお客様が多いのも新型ポロの特徴です」(永瀬さん)ということだ。

《宮崎壮人》

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