NEXCO東日本は27日、「環境にやさしい高速道路」、「沿道の生活環境や自然環境と共存共生していく高速道路」を目指して、「ECOインター」の整備を推進すると発表した。
新たに建設するインターチェンジでは、太陽光発電による自然エネルギーの活用を図るとともに、情報板や照明器具などにLEDといった省エネルギー設備を背曲的に取り入れ、環境にやさしい「ECOインター」として整備を進めていく。
具体的には、(1)太陽光発電を整備しインターチェンジで使用する日中の電力の一部に活用する(2)LEDを用いた内照式標識や、発光効率の高いセラミックメタルハライドランプを用いたECO道路照明・ECOゲート照明、遮熱塗装屋根、断熱材や断熱サッシの採用といった省エネルギー設備を設置する。
NEXCO東日本は、太陽光発電を設置する代表的なECOインターでは、インターチェンジで消費する電力量を約2割削減、CO2を年間1箇所あたり 約15t削減すると試算している。
ECO設備を予定しているインターチェンジは、2010年度は上信越道・佐久小諸JCT[仮称]、圏央道・菖蒲白岡IC[仮称]。2011年度は、常磐道・浪江IC[仮称]、同・原町IC[仮称]、同・相馬IC[仮称]、北関東道・足利IC。