三菱化学、リチウムイオン電池正極材の生産能力を増強

自動車 ビジネス 企業動向

三菱化学は、水島事業所(岡山県倉敷市)でリチウムイオン二次電池用正極材の生産能力を増強する。

ハイブリッド自動車、電気自動車などの急速な市場拡大が見込まれ、これに伴ってリチウムイオン電池の需要が急激に増える見通しなため、これに対応する。

同社は昨年10月から水島事業所で、年間600tの正極材を製造している。今回、生産能力を1600t増強し、年産2200tに増強する。生産能力の増強工事は今年10月に完了する予定。

同社は独自の粒子構造制御や改質処理により、リチウムイオン電池正極材の主原料であるコバルトの含有比率を10%にまで大幅に低減させる技術を確立した。原材料の調達リスクや価格高騰リスクを低減できるため、今後受注の増加が見込まれ、正極材製造設備を増強し、納入先の需要に対応していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. シビック タイプRに本革製ステアリングホイール、ホンダアクセスが純正設定…2026年1月発売
  4. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  5. 「自動車は巨大な動くIoT」SDV時代に高まるサイバーセキュリティとAIの重要性、「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ 2025」の見どころをナノオプト・メディア大嶋社長×レスポンス編集長が語るPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る