三菱化学、リチウムイオン電池正極材の生産能力を増強

自動車 ビジネス 企業動向

三菱化学は、水島事業所(岡山県倉敷市)でリチウムイオン二次電池用正極材の生産能力を増強する。

ハイブリッド自動車、電気自動車などの急速な市場拡大が見込まれ、これに伴ってリチウムイオン電池の需要が急激に増える見通しなため、これに対応する。

同社は昨年10月から水島事業所で、年間600tの正極材を製造している。今回、生産能力を1600t増強し、年産2200tに増強する。生産能力の増強工事は今年10月に完了する予定。

同社は独自の粒子構造制御や改質処理により、リチウムイオン電池正極材の主原料であるコバルトの含有比率を10%にまで大幅に低減させる技術を確立した。原材料の調達リスクや価格高騰リスクを低減できるため、今後受注の増加が見込まれ、正極材製造設備を増強し、納入先の需要に対応していく。

《レスポンス編集部》

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