フォード、次世代HV開発に125億円

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フォードモーターは24日、2012年に発売予定の次世代HVおよびプラグインHVの開発に、1億3500万ドル(約125億円)を投資すると発表した。

フォードは2012年から、同社のグローバルCおよびCDプラットフォームを使った新型HVを、米ミシガン州で生産する計画。今回の1億3500万ドル(約125億円)の投資は、それに向けた準備である。

ミシガン州のローソンビル工場には、1000万ドル(約10億円)を投資。新たにHV用のリチウムイオンバッテリーを生産する。また、同州バンダイク工場には1億2500万ドル(約115億円)を投資。新たにハイブリッド車用のトランスアクスルを製造する。これに関連して、両工場で170名の雇用創出を見込む。

フォードは現在、HV用リチウムイオンバッテリーをメキシコのサプライヤーから、HV用トランスアクスルを日本のサプライヤーからそれぞれ調達している。今回の投資は、これらの部品をフォード内製に切り替えることを意味する。

フォードは年内に、同社初の市販EV、『トランジットコネクトエレクトリック』を、米国市場へ投入。2011年には『フォーカス』のEV、2012年には新型プラグインHVの発売を計画している。フォードアメリカのマーク・フィールズ社長は、「今回の投資は、HVやプラグインHV、EVを世界中で発売するための重要なステップ」とコメントしている。

《森脇稔》

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