本物のボンドカー、オークション出品…秘密兵器もそのまま

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『007』第3 - 4作で使用されたボンドカーのDB5(1964年式)
『007』第3 - 4作で使用されたボンドカーのDB5(1964年式) 全 2 枚 拡大写真

映画『007』シリーズで活躍する「ボンドカー」。そのボンドカーを代表する1台、1964年式アストンマーチン『DB5』が、オークションに出品されることが判明した。

これは大手オークション会社、RMオークションが1日、明らかにしたもの。1964年式アストンマーチン『DB5』をベースに、アストンマーチンが特別に製作したもので、映画『007』シリーズ第3作『007ゴールドフィンガー』(1964年)と、第4作『007サンダーボール作戦』(1965年)で使用された。シャシーナンバーは「FMP 7B」で、アストンマーチンが2台製作したうちの1台だ。

もちろん、ボンドカーならではの秘密兵器はそのまま。機関銃、可変ナンバープレート(フランス/イギリス/スイス)、脱着式ルーフ、攻撃用バンパーガード、オイル散布装置、煙幕、無線電話など、数々の特殊装備が組み込まれている。

現在の所有者は、米国フィラデルフィアのラジオ局オーナー、ジェリー・リー氏。リー氏は1969年、このボンドカーを手に入れた。以来、40年以上に渡って大切に保管してきたが、慈善活動を目的とした自身の基金の活動資金に充当するため、売却を決めたという。

このDB5は入念な整備を受けた後、10月27日にボンドカーの「故郷」、英国ロンドンで開かれるRMオークションに出品。落札価格は、500万ドル(約4億6000万円)以上と予想されている。

《森脇稔》

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