ホンダ米国新車販売、アコード と シビック が牽引…5月実績

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米国ホンダは2日、5月の新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は11万7173台で、前年同月比は19.1%増。7か月連続で前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、主力車種の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が前年同月比33.1%増の3万0077台と、8か月連続のプラスを達成。そのうち、09年11月に発売された『アコードクロスツアー』は、2242台を占めた。『シビック』も37.3%増の2万8458台と、2か月ぶりにプラスに転じた。

一方、『フィット』は前年同月比23.5%減の4383台と、9か月ぶりのマイナス。09年4月に米国市場へ投入されたハイブリッドセダン、『インサイト』も、31.2%減の1913台と落ち込んだ。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の『CR-V』が1万7820台を販売し、前年同月比は22.5%増と3か月連続で前年実績をクリア。大型SUVの『パイロット』も32.7%増の9834台と、3か月連続のプラスだ。ピックアップトラックの『リッジライン』も、26.8%増の1853台と伸びた。

アキュラブランドの乗用車系では、『TSX』が前年同月比13.9%増の2808台と、3か月連続で増加。しかし、『TL』は13.3%減の2925台と、2か月連続のマイナス。『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)も、10.7%減の151台と不振が続く。

SUVでは、09年12月にマイナーチェンジを受けた『MDX』が、前年同月比65.5%増の4064台と5か月連続で増加。『RDX』も50.7%増の1513台と、4か月連続でプラスとなった。09年12月に発売された新型『ZDX』は、305台を販売している。

米国ホンダの5月販売の内訳は、乗用車系が前年同月比18.2%増の6万8481台、ライトトラック系(SUV/ミニバン/ピックアップトラックなど)が20.6%増の4万8692台と、バランスが良好。米国ホンダのジョン・メンデル副社長は、「7か月連続の前年実績超えは、米国市場の回復に合わせて、ホンダが確実な成長を遂げている証」とコメントしている。

《森脇稔》

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