VW米国新車販売、ジェッタ とTDIが主役…5月実績

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フォルクスワーゲンオブアメリカは2日、5月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万3543台で、前年同月比は20.3%増。11か月連続で前年実績を上回った。

順調に売れ行きを伸ばしているのは『ゴルフ』で、前年同月比81.8%増の2671台をセールス。そのうち、09年12月に追加された「GTI」が、44.8%増の1241台と、ゴルフ全体の46%を占めた。

『パサートCC』も5月は2651台を販売し、前年同月比は86.8%増と大幅増。SUVの『ティグアン』も人気で、72.9%増の1959台を売り上げた。

また、最終限定車をもって生産を終了する『ニュービートル』は、1558台を販売し、前年同月比は32.9%増と根強い人気。クライスラーからOEM供給を受けるミニバン、『ルータン』も33.9%増の1861台と好調だ。『パサート』は、8.3%増の1169台をセールスした。

一方、これまで牽引役を果たしてきた『ジェッタ』は、前年同月比0.8%減の1万0514台とわずかに減少。ただし、ワゴンは56.4%増の2511台と、引き続き好調だ。そのうちの86%を、クリーンディーゼルの「TDI」搭載車が占める。

フォルクスワーゲンオブアメリカのマーク・バーンズCOOは、「ジェッタ、ゴルフ、『トゥアレグ』に用意するTDIが人気。5月の販売結果は、VWがクリーンで経済的なブランドとして認知されている証」とコメントしている。

《森脇稔》

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