ルノー カングー 限定色、あふれるフレンチ風味が魅力

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カングーの特別色限定車「クルール」は、鮮やかなソリッドカラーとブラックバンパーが特徴だ
カングーの特別色限定車「クルール」は、鮮やかなソリッドカラーとブラックバンパーが特徴だ 全 12 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは3日、『カングー』にフレンチテイストあふれる特別色限定車「クルール」を設定し同日より販売を開始した。ルノーのコンセプトである「フレンチタッチ」を前面に押し出し、ルノー&カングーファンにアピールする。

カングーはルノーの主力モデルで、日本ではルノー車販売の5割を占めている。先代モデルを2002年に導入して以来、年間約1000台の販売をキープし続けている。昨年9月に発表した新型は、キープコンセプトながら先代と比べボディを拡大しキャラクターを大きく変えた。これによる販売台数減が危惧されたが、蓋を開けてみると予想以上の反響があり、現在は納車待ちが発生するほどの人気だという。

今回発売した限定車クルールは、鮮やかなソリッドカラーを3色設定し、樹脂製のブラックバンパーへ変更、ミラーにもブラック塗装が施された。ヨーロッパの町並みで見かけるような“いかにもフランス車”なデザインとし、カングーファン、フランス車ファンに訴求する。

「オランジュ・プロヴァンス(オレンジ)」、「ベール・パリ(緑)」、「ブルー・フランス(水色)」の3色、それぞれ30台のうち、ATとMTを15台ずつ設定していることもクルールの大きな特徴だろう。日本国内での新車販売におけるMT比率は2%程度と言われている中、カングーに限ってはMTを選ぶ人が全体の3割ほどいるのだという。エクステリアだけでなく、走りやライフスタイルも含めて“フレンチタッチ”を感じることができるのがカングーの魅力だといえそうだ。

今回の限定車についてルノー・ジャポン大極司CCOは、「既にファンからオレンジ色のカングーに“ミカングー”という愛称をつけて頂くなど、反響は大きい。昨年9月に発売したカングーですが、本格的な販売はまだまだこれから。“フレンチタッチ”を体現した今回の限定車をきっかけに、さらに弾みをつけていきたい」と期待をこめる。

《宮崎壮人》

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