MINIがポルシェに宣戦布告…米国でレース開催か?

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画像はMINI USAが『ニューヨークタイムズ』紙に出稿した1面広告
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MINIの米国法人、MINI USAが『ニューヨークタイムズ』紙に出稿した1面広告が話題だ。ポルシェの米国法人、ポルシェUSAに対して、「MINI『クーパーS』とポルシェ『911カレラS』で対抗レースを」と呼びかける内容だ。

MINIクーパーSは、1.6リットル直列4気筒ターボをフロントに搭載。最大出力184ps/5500rpm、最大トルク24.5kgm/1600 - 5000rpmを発生する。0-100km/h加速は7秒、最高速は228km/h。日本での価格は297万円からだ。

一方、ポルシェ911カレラSは、3.8リットル水平対向6気筒エンジンをリアに搭載。最大出力385ps/6500rpm、最大トルク42.8kgm/4400rpmを引き出し、0-100km/h加速4.5秒、最高速300km/hの実力だ。日本での価格は、1437万円からである。

誰が見ても、ポルシェ911が優位に思える勝負だが、MINI USAは本気。ポルシェUSAの本社に近い米ジョージア州のサーキット、ロードアトランタを21日、貸し切りとし、ポルシェUSAに対してレースへの参加を呼びかけた。

ポルシェUSAは、このオファーを受ける見込み。MINI USAのジム・マクドウェル社長がポルシェ出身ということもあり、21日にはポルシェUSAのDetlev von Platen社長自らが、911カレラSとともにロードアトランタに現れる予定だという。

ポルシェUSAの広報担当者は、メディアの取材に対して、「ポルシェはモータースポーツの世界で、2万8000もの勝利を挙げてきた。2万8001勝目は、約束されたようなもの」と、余裕のコメントだ。

ただし、MINIクーパーSの車両重量は1210kgと、ポルシェ911カレラSの1470kgに対して、260kgも軽い。全米のMINIファンは21日、「ロードアトランタの奇跡」が起きることを期待している。

《森脇稔》

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