アウディは7日、毎年恒例のアイデアコンテストを開催すると発表した。今年のテーマは「EVの生産」だ。
現在の内燃機関を搭載する自動車と比較して、EVはメカニズムがシンプルなのが特徴。1台当たりの部品構成点数も、大幅に少ない。
アウディは将来EVを量産するにあたって、既存の生産システムでは、非効率な部分が出てくると判断。そこで一般から、効率的なEV生産方法に関するアイデアを募集することにした。
応募は7月31日まで受け付け、その後、優秀とされる8チームに絞り込まれる。その8チームは、ドイツのインゴルシュタット工場へ招待され、アウディの技術者の前でプレゼンテーション。そして2週間のワークショップを経て、11月、最優秀チームを決定する。
アウディのフランク・ドレブス生産担当取締役は、「優秀なアイデアは、将来のEV生産に反映されるだろう」と述べている。