日産自動車は10日、『スカイライン』の方向指示器に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2006年10月25日~07年6月21日に製作された1万8713台。
方向指示器等のコンビネーションスイッチで、固定接点用基板の研磨工程が不適切なため、基盤の接点の表面に荒れが発生し、方向指示器を使用する過程で発生する接点摩耗粉が堆積。このため、スイッチを操作時に接点が導通せず、方向指示器が作動しなくなるおそれがある。
全車両、コンビネーションスイッチ一式を良品と交換する。
不具合発生件数は56件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。