ダイハツ工業は10日、軽自動車『タント』『ムーヴ』『ミラ』『ムーヴコンテ』『ミラココア』計5車種の燃料装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2009年6月1日〜2010年3月5日に製作された11万7109台。
エンジンの燃料装置で、パルセーションダンパ(燃料圧脈動減衰器)の製造工程でダイヤフラムを傷つけたものがあり、燃料圧の脈動でダイヤフラムの傷から亀裂が生じ、燃料が漏れるおそれがある。
全車両、パルセーションダンパの製造番号を確認し、該当するものは良品に交換する。
不具合発生件数は9件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。