JOGMEC、米ネバダ州でリチウム資源を共同探鉱

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独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は11日、米国のアメリカン・リチウム・ミネラルズとリチウムイオン電池の原料となるリチウムを米国ネバダ州で共同探鉱することで合意したと発表した。

北米大陸では、シルバーピーク鉱山でリチウム資源が稼行鉱山となっており、今回、同鉱山に近いボレートヒル地区で共同探鉱する。

アメリカン・リチウムは同地区で100%の権益を保有する。JOGMECは3年間で400万米ドルの探鉱費用を負担することでプロジェクトの40%の権益を取得する。

世界のリチウム資源の大部分はチリ、ボリビア、アルゼンチンの南米諸国に依存しており、特にチリは世界最大の生産国となっている。北米でリチウム資源を開発することで日系企業の資源調達リスクの分散に寄与する。

両社は地質調査、地化学探査、予察的なボーリング調査により、鉱化層準の分布や鉱化作用の特徴を把握し、これらのデータに基づいて選定した有望範囲で、ボーリング、選鉱・抽出試験を実施し、経済的に開発可能な鉱化帯の発見を目指す。

《レスポンス編集部》

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