古河電工、中国子会社と現地企業の合弁化を検討

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古河電気工業は11日、100%出資子会社の古河金属無錫(FMW)を中国のAXが60%保有して合弁化することを検討することで合意した。

FMWは中国の現地企業と合弁化することで原材料調達力を強化するとともに、現地工場経営に関するノウハウを活用、コスト競争力を強化する。

AXは、銅、銅合金材料を中心とした銅加工製品の製造を手掛ける。FMWはAXとの合弁化で古河電工銅条事業の中国を含む海外戦略を強化する。

FMWは合弁化しても従来と同様の品質による製品とサービスを継続、従業員の雇用や待遇も現状を維持することを前提に交渉する。

ホンダ系のサプライヤーの中国企業が労働者のストライキで生産がストップするケースも発生しており、現地企業と合弁化することで中国でのスムーズに事業を展開するノウハウを得ることも視野に入れていると見られる。

《レスポンス編集部》

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