ワールドカッブ支えるBASFの製品…あそことあそこと

自動車 ビジネス 企業動向
本社
本社 全 1 枚 拡大写真

11日、南アフリカ対メキシコの開幕戦で火ぶたを切って落とされたサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会。これから4週間にわたって熱戦が繰り返されるが、BASFの革新的製品によってそれが支えられているのをご存じだろうか。

まずスタジアム。今大会では10のスタジアムが利用されるが、そのほとんどのシートが同社の顔料で着色されている。しかも、光安定剤によって、鮮やかな色彩がより長期間維持されるようになっている。また、その中の一つ、ケープタウンの「グリーン・ポイント・スタジアム」では、耐久性と防水性を兼ね備えた同社の塗り床材が1万4600平方mにわたって使用されている。

そして、選手の命ともいえるシューズ。その底には同社の特殊プラスチックが使われている。これによって軽量化が実現され、同時に選手の関節への負担軽減にも役立っている。さらに、特殊皮革用化学品で各繊維をコーティングし保護することで、皮革の通気性を維持しながらサッカーシューズの防水性を強化している。この技術により、雨天時においても選手の足を乾燥した状態に保つことができるという。

そのほか、人工芝やシートクッションなどさまざまな部分に同社の製品が使われているそうだ。世界最大のスポーツイベントということで、どうしても選手の活躍に目を奪われがちになるが、それを裏方で支える企業があることを忘れてはならない。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る