住友金属鉱山、粗酸化亜鉛製造事業を分社化して専業会社を設立

自動車 ビジネス 企業動向

住友金属鉱山は15日、四阪工場(愛媛県今治市宮窪町四阪島)で行っている粗酸化亜鉛製造事業を10月1日付けで分社化すると発表した。同事業の業績が悪化しているため、分社化して意思決定の迅速化や経営責任を明確化する。

四阪工場では、電炉メーカーが産出する製鋼煙灰から亜鉛分を回収して粗酸化亜鉛を製造する事業を展開している。しかし、製鋼煙灰の集荷量が伸び悩んでおり、四阪工場の操業率が低下、業績が悪化している。

今回、粗酸化亜鉛製造事業を分社化して新会社を設立し、事業環境の変化に迅速・機動的に対応する。また、製鋼煙灰の集荷委託先であるエム・エスジンクと連携を強化して原料調達力の強化も図る。

四阪工場は、過去の事業資産を維持・管理しているが、これらの管理業務を粗酸化亜鉛製造事業から切り離し、同事業に業務を集約する。これらの資産管理業務は、別の事業所に移管する。

今回の分社化のほか、有利原料処理の検討なども検討し、同事業の収益力強化に注力する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る