JFEスチール、西日本製鉄所を増強…新興市場向け高級鋼板

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第7連続鋳造設備
第7連続鋳造設備 全 2 枚 拡大写真

JFEスチールは、約500億円投じて進めてきた西日本製鉄所(福山地区)の製鋼能力増強工事が完了し、本格稼働を開始した。

同社は、福山地区第3製鋼工場に単ストランドのスラブ連鋳機を新設し、関連設備も新・増設した。4月に年産240万tの第7連続鋳造設備、5月に手入れ能力年100万tのスラブ手入れ設備の稼動を開始したほか、既設4基の真空脱ガス設備のうち、第7連続鋳造設備に隣接する第5真空脱ガス設備の能力を年産310万tに増強した。

景気回復や新興市場向けに、国内外での自動車など向けの高級鋼需要が増加する見通しで、これに対応するため、同社は粗鋼生産能力3300万t体制に増強を進めている。

2011年5月までに福山地区第3高炉改修工事が感性すれば、福山地区の粗鋼生産能力は年間1300万tとなり、西日本製鉄所粗鋼生産能力2300万t、全社粗鋼生産能力が当初の計画通り3300万t体制となる。

《レスポンス編集部》

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