古河電工、米ワイヤーハーネス事業を強化へ

自動車 ビジネス 企業動向

古河電気工業と古河ASは、北米での自動車部品事業を強化するため、米国のリア・コーポレーションとの合弁会社で古河グループが80%出資するフルカワ・リア・コーポレーションを完全子会社した。

フルカワ・リアは、北米で現地生産する日系自動車メーカーにワイヤーハーネスを製造・供給するため、古河グループとユナイテッド・テクノロジー・オートモーティブが合弁で1987年に設立した。その後、リアがユナイテッド・テクノロジーを買収、経営はリアが主導してきた。その後、ワイヤーハーネス事業を強化するため、2009年4月にリア所有株式の60%を古河グループが買収、経営の主導権を握った。今回、リアが保有する残り20%を追加取得、フルカワ・リアを古河グループ100%子会社化した。

フルカワ・リアはこれに伴って社名を「フルカワ・ワイヤリング・システムズ・アメリカ」に変更した。今後、古河グループのワイヤーハーネス用部品を含む電装部品を製造するアメリカン・フルカワと連携しながらコスト削減、品質向上に取り組み、北米でワイヤーハーネス事業を強化する方針だ。

《レスポンス編集部》

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