GM、米国内9工場で増産…夏休み返上

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ミシガン州ランシングデルタタウンシップ工場
ミシガン州ランシングデルタタウンシップ工場 全 4 枚 拡大写真

GMは18日、米国内の11の車両組み立て工場のうち、9工場において、2週間の夏期休暇を取りやめると発表した。販売好調を受けて、生産ラインを稼働させる。

GMは過去20年以上に渡り、6月末から7月上旬にかけての2週間、製造ラインを止め、メンテナンスやモデルチェンジに伴うライン改修の期間に充ててきた。

しかし、GMの今年1〜5月米国新車販売は、前年同期比14.9%増の88万2277台と好調に推移。そこで、今年は2週間の夏期休暇を返上して、生産ラインを稼働させることにした。

GM北米部門のマーク・ルース社長は「これは納車待ちを解消するための措置」と語り、販売回復にうれしい悲鳴を上げる。マーク・ルース社長によると、ビュイック『ラクロス』、シボレー『トラバース』、GMC『アカディア』で、とくに多くのバックオーダーを抱えているという。

GMは2週間の夏期休暇返上により、最大5万6000台を増産できると試算。旺盛な米国での需要に対応する。

《森脇稔》

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