帝人、オランダでアラミド繊維をフル生産---自動車向け好調、防弾も

自動車 ビジネス 企業動向

帝人は、アラミド繊維事業を展開するオランダのテイジン・アラミドが、エメン工場でのパラ系アラミド繊維「トワロン」の全ての製糸ラインを2010年10〜12月期に再開すると発表した。

トワロンは、軽量で、強度、耐熱性、耐薬品性、耐衝撃性を備え、タイヤコードやゴム補強材、ブレーキパッドなどの自動車用途や光ファイバーケーブルの補強材などに幅広く使用されている。テイジン・アラミドは、世界的な経済危機の影響から受注が低迷、在庫が積み上がったことから一部の生産ラインを休止して減産していた。

しかし、2009年後半から自動車用途を中心に急速に受注が回復し、加えて防弾用途や、光ファイバーケーブルの補強材としての需要も増加している。今後も受注は好調に推移する見通しなため、2年ぶりに全ての生産ラインを稼働させる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る