スズキは21日、新型『スイフト』の追加写真を公開した。新型のリアスタイルや内装が、初めて明らかになった。
すでに発表されているように、新型のボディサイズは、全長3850×全幅1695×全高1510mm、ホイールベース2430mm。現行モデルと比較すると、新型は90mm長く、 5mmワイド、10mm背が高い。ホイールベースは50mm延ばされた。
ガソリンエンジンは、1.2リットル直列4気筒デュアルVVTで、最大出力94ps/6000rpm、最大トルク12kgm/4800rpmを発生。現行 の1.3リットル(欧州仕様)よりも排気量を縮小しながら、若干のパワーアップを達成している。欧州複合モード燃費は20km/リットルと、約2.8km /リットル改善。CO2排出量は116g/kmで、現行比で17%の向上を果たした。
スズキは今回、新型の追加写真を公開。そのリアスタイルと内装が判明した。リアスタイルはキープコンセプトだが、現行よりもボリューム感を強調したデザイン。内装は現行型に対して、クオリティが引き上げられており、トランクの容量も増えているようだ。
また、欧州仕様では、5ドアと3ドアの2ボディが用意されることも判明。5ドアと3ドアのボディサイズは共通で、乗車定員が5ドアは5名、3ドアは4名となる。トランスミッションは、5速MTと4速ATだ。
新型スイフトは、欧州ではハンガリーのマジャールスズキで生産がスタートしており、今秋、欧州各国へ投入。日本での発売時期は、現時点では未定となっている。