高校のバス横転事故、運転の元教諭に禁固の実刑

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昨年7月、大分県日出町内の大分自動車道で私立高校の所有する大型バスを横転させる事故を起こし、乗っていた38人を死傷させた元教諭の男に対する判決公判が18日、大分地裁で開かれた。裁判所は被告に対し、禁固2年6か月の実刑を命じている。

起訴状によると、問題の事故は2009年7月11日朝に発生した。日出町南畑付近にある大分自動車道下り線・日出ジャンクション(JCT)で、ランプウェイを走行していた私立高校所有の大型バスが路外に逸脱。道路左右の側壁に衝突した。

バスは衝突の弾みで横転滑走。乗っていた野球部員ら47人のうち、16歳の男子生徒1人が車外に投げ出され、全身強打でまもなく死亡。42人が骨折や打撲などの重軽傷を負った。警察はこの学校の教諭で26歳(当時)の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。検察は後に同罪で起訴している。

事故を起こしたバスの客席にはシートベルトが装備されておらず、これが被害を拡大させた一因とも考えられるため、これまでの公判で弁護側は「酌むべき事情もある」として、執行猶予付きの判決を求めていた。

18日に開かれた判決公判で、大分地裁の西崎健児裁判官は「事故原因は被告の速度超過が原因」と認定した。その上で裁判官は「急ぐ必要がないにもかかわらず、速度を出して走行した。危険極まりない運転で、被告の過失は極めて重大である」として、被告に対して禁固2年6か月の実刑判決を言い渡している。

《石田真一》

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