京セラ、プリウス に続きプレジャーボートに太陽電池モジュール供給

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京セラは23日、トヨタ自動車が製造・販売するプレジャーボート向けオプションユニット「トヨタソーラーパネル」に、太陽電池モジュールの供給を開始したと発表した。

供給する太陽電池は最大60Wのモジュールで、セルの変換効率は最大17.5%。船舶内マリン機器のバッテリーを充電するのに利用される。

ソーラーパネルによって発電した電力は、バッテリーに充電され、船舶内で使用する冷蔵庫や電子レンジなど、各種マリン機器の電力の一部に利用することで、長時間の電気機器使用を補助する。これにより、電力使用時のCO2も削減するほか、船舶を港などに停泊させ長期間使用しない場合でも、自己放電によるバッテリーの劣化を防ぐことにも貢献する。

京セラはトヨタの『プリウス』向けの太陽電池を使った車内換気システム「ソーラーベンチレーションシステム」にも太陽電池モジュールを供給している。乗用車に続いて、船舶でも京セラ製太陽電池が採用されたのは、製品の品質の高さなどが評価されたため。

船舶用太陽電池モジュールは、6月30日~7月2日にパシフィコ横浜で開催される太陽光発電に関する国内最大規模の展示会「PVJapan 2010」に出展する。

《レスポンス編集部》

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