【高速道路新料金】12時間経過、無料化後の渋滞はなし

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全国の高速道路の約2割で28日から実施されている無料化社会実験では、利用率の高い区間では約3倍に交通量が増えているが、今のところ目立った渋滞は見られない。

北海道や東北エリアを担当する東日本高速では、「東水戸道路で朝8時頃、料金所周辺の小さな渋滞が見られたが、5分ほどで解消した」という。

また、他の高速道路会社は「交通量はずいぶん増えているが、目立った渋滞はない」(西日本高速)。

「一般道が並走する中部横断自動車道など、一般道からの乗り換えで交通量が増えているが、17時時点でも順調」(中日本高速)と、通行の支障になるような渋滞は起きていない。

もともと交通量が極端に少ない区間が選ばれているため、通勤や物流が多い平日は、このペースで進みそうだ。

しかし、土日休日1000円出上限料金が適用される週末など、行楽目的が多くなったときにどうなるか。各社とも「予測ができない」という。

1000円という上限料金の下では、観光目的の無料化は色あせて見えるか。それとも無料区間を目指して動くか。関係者の緊張した日々は、当分続きそうだ。

《中島みなみ》

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