ホンダは29日、二輪車用としては世界初の有段式自動変速機(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載した、大型二輪スポーツツアラー『VFR1200F デュアル・クラッチ・トランスミッション』を7月29日より販売を開始すると発表した。
新型車は、『VFR1200F』の車体やエンジンをベースに、有段式自動変速機を搭載したモデル。デュアル・クラッチ・トランスミッションの搭載で、簡単な操作で上質なスポーツライディングを楽しむことをできるほか、伝達効率の高い機構により、燃費性能も従来のマニュアル・トランスミッションと同等以上の性能を発揮する。
価格はマニュアル・トランスミッション車に対して10万円アップの168万円に抑えた。
新型車の販売計画は国内が年間400台でVFR1200Fシリーズ全体の3分の1を占めると見ている。